「防災グッズって何を準備すればいいの?」と悩んでいませんか?本記事では、最低限必要な防災グッズリストから、女性・子ども・高齢者向けの対策まで、分かりやすく解説します。
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防災グッズは本当に必要?
「本当に防災グッズって必要なの?」そう感じる方も多いかもしれません。
しかし、災害は突然やってきます。そして、そのときに助かる人と困る人を分けるのが“事前の備え”です。
■ 災害の発生は他人事ではない
日本は地震・台風・大雨・噴火・大雪など、自然災害が非常に多い国です。
- 阪神淡路大震災(1995)
- 東日本大震災(2011)
- 熊本地震(2016)
- 令和元年東日本台風(2019)
実際に被災した方の多くが「もっと備えておけばよかった」と口をそろえます。
■ ライフラインが止まるとどうなる?
地震や豪雨の直後には、次のようなことが起こる可能性があります:
- 断水でトイレが流れない
- 停電で冷蔵庫・照明・スマホが使えない
- 道路が寸断され食料の流通が止まる
その時になってからでは、スーパーやコンビニに人が殺到し、手に入れるのは困難です。
■ 政府も「最低3日分の備蓄」を推奨
内閣府や防災白書では、「災害発生後すぐには支援が届かない可能性がある」として、
最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄を勧めています。
つまり、防災グッズは「いつか使うかもしれない」ものではなく、いざという時に命を守る“保険”のようなものなのです。
【必須】最低限準備すべき防災グッズ
災害時、まず生き延びるために最優先で必要なのが「72時間を乗り切るためのグッズ」です。 政府や防災の専門家も推奨する「最低3日間」の備えを前提に、必ず準備しておきたいアイテムを紹介します。
■ 飲料水(1人1日3リットル × 3日分)
飲み水だけでなく、手洗いやうがいにも使用。重いので早めに準備を。
👇つけるだけでペットボトルが浄水器に。携帯用浄水器。
■ 非常食(3日分)
- アルファ米(お湯 or 水で戻せる)
- 缶詰(果物・パン・おかずなど)
- 栄養補助バー(調理不要、かさばらない)
電気・ガスが止まっても食べられるものを中心に備えましょう。
■ ランタン・ヘッドライト
停電時の必須アイテム。
懐中電灯でも良いですが、両手が使えるヘッドライトや置けるタイプのLEDランタンが便利です。
👇単1~単4までの電池が使用可能。電池残量チェック機能も新搭載。
👇光るだけじゃないLEDライト
■防災ラジオ
防災ラジオと一般的なラジオの違いは、放送が聴けるだけでなく、災害時に役立つ機能を備えていること。
👇防災グッズ展で部門大賞。SOSを知らせるサイレン機能とモールス信号で緊急事態を知らせるためのフラッシュライト搭載
👇手回しで直接スマホを充電できる。放電しにくい電池なので災害時の備えに最適。
👇拡声器とLEDライト付きで防災用としても有り。
■ モバイルバッテリー・ポータブル電源
情報収集・家族との連絡に欠かせないスマートフォンを守るため、2回以上フル充電できるタイプを選びましょう。
👇3.1kgと軽量で持ち運びしやすいロングセラーモデル
👇信頼性が高くより長寿命なリン酸鉄系リチウムイオン充電池を採用し約4000回の繰り返し充放電を実現
👇ファミリー向け、大容量・高出力なのにコンパクト設計。
■ 携帯トイレ(1人1日5回分が目安)
避難所や自宅で断水が起きた場合、トイレ問題はすぐに深刻化します。
■ボディーケア用品
避難所では好きなタイミングで身体を洗うことはできません。水がなくても使える拭き取りシートがおすすめ。
■ 簡易寝袋・アルミブランケット
体育館など避難所は冷えることが多いため、体温を守る保温グッズも必須です。
👇暑さにも寒さにも。銀色の面を外側→日光や熱を反射し保冷効果、金色の面を外側→簡易ブランケットのような保温効果。
■ 救急セット
絆創膏・消毒液・ガーゼ・常備薬などをポーチにまとめておきましょう。
■ マスク・ウェットティッシュ・消毒スプレー
避難所での衛生対策やコロナ・インフルエンザ予防に。
✔ 最低限を一式まとめておきたい方はこちら
【女性向け】防災グッズの選び方
女性の場合、災害時に衛生面・防犯面・プライバシーの確保が特に重要になります。
避難所生活や断水時を想定し、以下のような女性向けの備えを意識しましょう。
■ 生理用品(ナプキン・タンポン・サニタリーショーツ)
災害時はコンビニや薬局も営業停止になることが多く、供給が止まる可能性も。
肌に合ったものを1週間分備えておくと安心です。
■ 使い捨て下着・ドライシャンプー
清潔を保つためのアイテムは心身の安定にもつながります。
■ 防犯グッズ(防犯ブザー・小型ライト・南京錠)
避難所ではプライバシーが確保されにくく、女性にとって不安な場面も。
小型の防犯ブザーやバッグのジッパーに南京錠をつけるなど、自衛策も大切です。
■ 小物の整理には「仕分けポーチ」
サニタリー用品やコスメ・薬などをカテゴリ別にまとめておくと、避難先でもストレスが少なくなります。
✔ 女性向けに必要なものをまとめたセット
【子ども向け】防災グッズの選び方
子どもは体温調節が苦手で不安を感じやすく、災害時には大人以上にきめ細かな配慮が必要です。
安心・安全・快適を守るためのポイントを押さえた備えをしましょう。
■ 子ども用の食料・おやつ・飲料
アレルギー対応の非常食や、普段から食べ慣れているお菓子・飲料などを用意しておくと安心。
お気に入りの味が心の支えになります。
■ おむつ・おしりふき・ミルク(必要な場合)
乳幼児がいる場合は、おむつやミルク・哺乳瓶・ベビー用スプーンなども忘れずに。
1週間分を目安に準備しておくと安心です。
■ 子ども用の防寒具・着替え・マスク
避難所は寒暖差が大きいことも。子どもの成長に合わせてサイズも確認しておきましょう。
■ 退屈対策のおもちゃ・絵本・文房具
不安な状況でも子どもが気を紛らわせられるよう、小さなおもちゃや絵本、塗り絵・折り紙なども有効です。
■ 子ども用の靴・サンダル・帽子
避難時に大人と同じペースで歩けるよう、履き慣れた靴・暑さ対策の帽子なども必要です。
✔ 子どもに必要なものをセットで用意したい方へ
【高齢者向け】防災グッズの選び方
高齢者の場合、体力の低下・持病のケア・避難時の移動のしやすさなど、一般的な防災グッズとは異なる視点が必要になります。
介護が必要な方の場合は、さらに配慮が求められます。
■ 常備薬・お薬手帳のコピー
持病がある方は、最低3日〜1週間分の薬を準備。
お薬手帳や服用スケジュールのメモを一緒に保管しておくと安心です。
■ 軽量で持ちやすい非常持ち出し袋
大容量・重たいリュックは体に負担がかかるため、軽量・肩や腰にやさしい設計のものを選びましょう。
■ 入れ歯・眼鏡・補聴器の予備
避難中に破損・紛失した場合に備えて、専用ケースや洗浄セットとともに準備を。
■ 大人用おむつ・吸水パッド
断水やトイレの混雑時でも安心できるよう、数日分を用意しておくと不安を軽減できます。
■ のどを潤すゼリー飲料・やわらか食
非常食の中でも、高齢者が食べやすいタイプを選ぶのがポイント。
歯や飲み込む力が弱くても食べられる物を優先してください。
■ 笛(ホイッスル)・ネームカード
万一迷子になったり声が出せない場合でも、身元や連絡先がわかるカードが役立ちます。
笛は助けを呼ぶときの大切なアイテムです。
✔ 高齢者向けの防災グッズをまとめたセット
あると便利な防災グッズ
■ヘルメット
👇折りたたみ式が場所を取らなくて便利です。
■マルチツール
👇ナイフレスで銃刀法を気にせず持ち歩けます。
■洗濯セット
👇場所を選ばず洗濯ができる専用袋と洗剤のセット。キャンプ時にも使えます。
■ソーラーパネル
■暑さ・寒さ対策ができるもの
100均・ホームセンターで揃える防災グッズ
- 100均:ライター・アルミシート・レインコート・ウォータータンク・備蓄用ライト(折り曲げるだけで発光)など
- ホームセンター
- ネット通販
まとめ:防災グッズは「今」備えることが最大の安心
災害は、ある日突然やってきます。
それは、テレビの向こうの話ではなく、いつか必ず「あなた自身の身近な場所」で起こるかもしれません。
そして、その時に「備えていた人」と「何も準備していなかった人」では、安心感も生存率も大きく違ってきます。
今回ご紹介したように、防災グッズとひとことで言っても、その中身は人それぞれ異なります。
年齢、性別、家族構成、持病の有無などに応じて、必要なものをしっかり見極めておくことが大切です。
■ 防災グッズは命と日常を守る「もう一つの生活用品」
「使わないかもしれないし、置いておく場所もないし…」
そう思って後回しにしてしまいがちですが、いざという時にその準備があるかどうかで、生活の質も安心感もまるで違います。
たとえば、地震で停電が起きたとき。
懐中電灯がないと暗闇の中でケガをしたり、移動すら困難になります。
水が止まったとき、非常食や飲料水がなければ、お年寄りや子どもはすぐに体調を崩すかもしれません。
つまり、防災グッズとは「もしもの時の非常用」ではなく、“いつか来るかもしれない現実”に対する日常の延長線なのです。
■ まずは「最低限の防災セット」から始めてみましょう
すべてを一度に揃える必要はありません。
まずは非常食・飲料水・ライト・モバイルバッテリーなどの基本セットだけでも十分な一歩です。
そして、あなたのご家族に合わせて、女性向け・子ども向け・高齢者向けなどのグッズを足していきましょう。
市販のセットを活用すれば、迷わずに最低限の準備が整います。
いざという時、あなたと大切な人の命と安心を守るのは、「今」準備しておくという小さな行動です。
この記事を読んでくださった今が、その第一歩を踏み出す絶好のタイミングかもしれません。
さあ、防災グッズを準備して、「もしも」の不安を「いつでも大丈夫」という安心に変えていきましょう。
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